23.選手の最高賃金(マキシマムサラリー)はいくらですか?マキシマムサラリーに例外はありますか?
新契約の最初のシーズンにおけるマキシマムサラリーは以下の通りです。
※レギュラーシーズン中に1日でもチームのアクティブリストまたはインアクティブリストに登録された場合、1年のキャリアとみなされる
上記のマキシマムサラリーは一般的なケースのものですが、例外もあります。
1つ目の例外は、複数年契約の場合、契約初年度のサラリーのみが上限の対象となることです。
契約2年目以降の給与は上限を超えることができますが、昇給額には制限があります(質問番号53を参照)。
2つ目の例外は、契約初年度のサラリーの上限が、選手の前の契約の最終年のサラリーの105%を下回ることはないということです。
例えば、直近のシーズンの契約が40Mであった8年目のフリーエージェントは、たとえそれがマキシマムサラリーを上回っていたとしても、上限は42Mとなります。
フリーエージェントは、前シーズンのサラリーの105%を受け取るために同じチームと再契約する必要はありませんが、契約したチームは他のフリーエージェントと同様にサラリーキャップの制限を受けます。
3つ目の例外は、特定の選手がキャリアの特定の時点で、高い区分のマキシマムサラリーの資格を得ることです(例えば、5年目の選手が、通常は8年目〜10年目の選手のマキシマムサラリーであるサラリーキャップの30%で契約することができます)。これについては質問番号24で説明しています。
チームがミニマムチームサラリー(質問番号14参照)に達しなかったために選手に分配する場合、選手はマキシマムサラリーを上回るような分配を受けることはできません。
例えばある選手のサラリーがマキシマムサラリーより0.5M低い場合、分配額は0.5Mに制限されます。
サラリーがマキシマムサラリー以上の選手は、分配金を受け取ることができません。
これによって没収されたお金は、その選手のチームの他の選手に再分配されます。